話題の【結婚式に自由を】について私が思うこと

結婚式に自由を

11/22(いい夫婦の日)にオリジナルウエディングをプロデュースされているウエディング会社、クレージーウエディングさnから拡散されたこのワード。
お笑い芸人の西野さんを起用して、ツイッターやBlogなどのメディアで一気に拡散されたこのワード。
その後は有名人や各企業でも拡散され話題を呼びましたね。

・ご祝儀が高い ・結婚式場ぼったくり ・そもそも持ち込み料って ・引き出物いらない ・決められた形 ・しきたり不要

こういったワードが共感、拡散されています。

が、

私は思います。

そもそも、『結婚式に自由を』って何? どういうこと?? 誰目線で言ってるの???

花嫁の疑問

持ち込み料

色々なワードが出てきている中で、特にコメントが多い『結婚式場ぼったくり』『持ち込み料って意味不明』『持ち込み不可って理解不能』この、結婚式場に対するコメントについて、私の気持ちを書かせていただきます。

現在フリーランスで活動している私は、式場に入る側の気持ちも、以前は式場側で働いてたので、式場側の気持ちも少しは理解しています。

結婚式場がぼったくり事業。
本当にこんな世の中だったらおかしいですよね?お祝い事をする事業がぼったくり事業。まるで悪党苦行者。
そもそも、そんな事業だと結婚式自体が無くなっていると思いませんか?

結婚式場に勤めている方々は、『新郎新婦さまからぼったくってやろう』なんてその仕事を選んだ人いるのでしょうか?式場のスタッフさんたちはそんな気持ちで働いているのでしょうか?

少なくとも、17年感ウエディング業界にいる私が今まで出会ってきた、ウエディングに関わる仕事をされている方には、そういった方は一人もいません。

皆さん『人を笑顔にする仕事がしたい』『新郎新婦さまを笑顔にしたい』『幸せに携わる仕事がしたい』そんな思いで働かれています。

式場側には式場側の経営方針や想いがあり、結婚式が高価なものになっているのにも様々な事情があります。

また、衣裳やカメラマン、お花や引き出物、結婚式には色々なものに『持ち込み不可』という制限や『持ち込み料』というものがあります。

こちらの持ち込み料、
私は名前が良くないと思っています。

私が式場に働いていたときは持ち込み料、という概念ではありませんでした。
衣裳の保管料、管理料というイメージでした。

どういうことかというと、
式場に持ち込まれて来た衣裳を大切に管理し、挙式当日までお預かりします。
また、挙式当日、衣裳に何かあったとき(食事をこぼした、何かが取れた、ほつれた等)緊急の対応をとっていました。
これが管理料、ということです。

また、持ち込み不可に関しても、そういった式場もあるということで、どの式場も持ち込み不可というわけではありません。

この持ち込み不可にも、きちんと式場側の想いがあると思います。

式場にはコンセプトや想いがあって、提携されている企業はそのコンセプトや想いを叶えてくれる、それに該当しているところが集まっていると思うんですよね。
だから、トータル的に式場が求めているものに応えられたり、その想いが形になったり、そんなことが出来ていると思うんです。

これはあくまでも私が今まで携わってきたところから、自分なりに感じてきた思いです。

でも持ち込み不可や持ち込み料にはそれぞれの想いがあって、決して『ぼったくってやろう』なんて思いはないと思うんですよね。

結婚式

今、フリーで仕事をしていて、様々な花嫁さまにお会いする中で反対にこんなお言葉も聞きます。

『私が選んだ式場、持ち込み何でもOKなんです。はじめはそれがいいと思ったのですが、いざ準備を始めて見ると、何がいいのかサッパリ分からないし、それぞれ全部自分で探して決めていかなきゃいけないので、逆に大変かもって感じてます。』と。

こちらの花嫁さまは、自分で拘るところや、事前に決めておられたところは持ち込みにされ、他は全部式場内でお願いしました、と仰っていました。

私は、これが新郎新婦さまにとっては『自由な結婚式』だと思いました。

好きなもの、拘りたいものは自分たちで考え依頼して持ち込み、式場にも頼るところは頼る。

式場の持ち込み料や持ち込み不可、また、普段よりも高くなるお花や映像などの値段。

ここが、不透明になっているから、新郎新婦さまたちがリアルな金額事情が分からない。
だから、想像や周りから聞くお話で、自分たちので相場を作ってみる。
結果、色々やりたいことなどを取捨選択していったら、その相場よりも高くなって『ぼったくり』というイメージが沸いてしまう。

はじめから、どの式場が持ち込み不可で、持ち込み料いくらかかるのか。
また結婚式のお花やビデオの相場っていくらなのか。
結婚式に人気の演出はどんなもので、それはいくらなのか。

この部分が、これから結婚式を挙げられる未来の新郎新婦さまに明確に、明瞭になっていたらいいと思うんですよね。
明瞭になっていたら、その情報から式場を選んで、その情報から自分たちの結婚式費用が分かっていく。

『結婚式に自由を』

それぞれの立場で違って見えてくる自由。
あなたは何をもって自由と感じますか?

結婚式

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